目次
1. カツオ・メジ
2. 小型のマグロ・メジ
3. キハダマグロ・クロマグロ
4. 冬のトンボマグロ
5. 沿岸のハマチ・サバ・ソーダカツオ
6. ワラサ・ブリ・ヒラマサ・カンパチ・サワラなどの大型青物
7. ヒラメ・コチなどの沿岸の底物
8. シイラ・オキサワラ
9. セイルフィッシュ・マカジキ
10. 南の島のライトトローリング
※ライトトローリング、ライトトローリングルアーについて
詳しくはページをご覧ください。 ロッドとリールで始めるライトトローリング
1. カツオ・メジ
【ルアー選びのポイント】
(※春から秋に回遊するメジと呼ばれるマグロの幼魚も以下同等)
カツオは1月ごろから回遊が始まり、3月~6月ごろが春の最盛期。
また秋になれば北の海で栄養たっぷりのイワシを食べて脂ののった戻りカツオが9月から10月にかけて釣れます。
カツオは3cmくらいの小さなシラスと呼ばれるイワシの仔や10cmほどのイワシから、大きな20cmほどのイワシなどの小魚を好んで食べていますが、そのベイトサイズにマッチしたルアーを使います。
イワシといっても小型のカタクチイワシやセグロイワシ、大型のウルメイワシやマイワシなど、それぞれ成長の時期や回遊の状況で各種のサイズのイワシが回遊します。
小さなシラスを食べているカツオは小さなルアーにしか喰ってきません。
大きなイワシを食べているカツオのなかでも大判と呼ばれる5kgを超えるカツオには大きめのルアーを使います。小型のカジキルアーにも喰ってきます。
【おすすめサイズ】
・一般的なサイズのルアー
ペンショート 3号~4号スカート
ペンカットS 3号~4号スカート
・シラスを食っているときのルアー
シラスベイト メタル
ペンショートS シラスベイト
・大きめのルアー
ペンロング 3号~4.5 号スカート
ペンカット 3.5号~4.5号スカート
■PEN ペンルアー
・ペンロングBG(スカート付)
HP(ホログラムパール)、3MX(メキシコシェル三面貼)
全長約16cm ヘッド長約7.0cm×ヘッド径約1.1cm
・ペンロング(スカート付)
HP(ホログラムパール)、3PA(パウアシェル三面貼)、3MX(メキシコシェル三面貼)
全長約14cm~18cm ヘッド長約6.4cm×ヘッド径約1.0cm
・ペンバレット(ウエイト調整済リグ付)
HP(ホログラムパール)、YL(夜光ルモ)、3MX(メキシコシェル三面貼)
全長約13cm~15cm ヘッド長約3.7cm×ヘッド径約1.2cm
・ペンカット(スカート付)
HP(ホログラムパール)、PA(パウアシェル)、MX(メキシコシェル)
全長約12.5cm~14.5cm ヘッド長約2.5cm×ヘッド径約12cm
・ペンカットS(スカート付)
HP(ホログラムパール)、PA(パウアシェル)、MX(メキシコシェル)
全長約9.5cm~11cm ヘッド長約2.1cm×ヘッド径約1.1cm
・ペンショート(スカート付)
HP(ホログラムパール)、3R(赤三面貼)、RBP(赤/青/パール)、3MX(メキシコシェル三面貼)
全長約10cm~11.5cm ヘッド長約2.2cm×ヘッド径約0.9cm
・ペンショートS(スカート付)
HP(ホログラムパール)、HPP(ホログラムピンクパール)、PL(パール)
全長約6.5cm ヘッド長約2.2cm×ヘッド径約0.7cm
2. 小型のマグロ・メジ
【ルアー選びのポイント】
マグロといっても小型のメジと呼ばれる3kg~5kgのマグロの幼魚から春の10kg~30kgのトンボマグロのライトトローリングサイズから夏の50kg~80kgのキハダマグロ、秋冬の100kgオーバーのクロマグロのヘビータックルトローリングサイズまで多くの種類とサイズが釣りの対象になります。
ライトトローリングタックルで釣れるのは20kg~30kgくらいまでです。
春から秋に回遊するメジと呼ばれる各種のマグロの2kg~3kgの幼魚はカツオとよく似た食性ですので、カツオのルアーを参考にしてください。
カツオに比べてマグロ系の魚のほうが大きなルアーでもかまわず喰ってきます。3kgを超えれば小型のカジキルアーにも喰ってきますし、20kgのマグロは大型のカジキルアーにも喰ってきます。
リーダーはマグロの5kgまでなら40号、10kg~30kgなら60号、それ以上ならヘビータックルを使います。
3. キハダマグロ・クロマグロ
【ルアー選びのポイント】
キハダマグロはよく動くルアーが大好きです。夏のクロマグロ10kg~30kgはよく動くルアーに喰ってきます。
春、秋は動きのおとなしいイワシルアーのペンロングがおすすめ。水中を沈んだままヒラヒラ泳ぐルアーも好きなようです。動きのいいイカルアーはセンターロングがおすすめです。
■PEN ペンルアー
・ペンロング(スカート付)
HP(ホログラムパール)、3PA(パウアシェル三面貼)、3MX(メキシコシェル三面貼)
全長約14cm~18cm ヘッド長約6.4cm×ヘッド径約1.0cm
・ペンカット(スカート付)
HP(ホログラムパール)、PA(パウアシェル)、MX(メキシコシェル)
全長約12.5cm~14.5cm ヘッド長約2.5cm×ヘッド径約12cm
・HS8(8号イカスカート)
全長約24.5~25.5センチ ヘッド長約3.7cm×ヘッド高約1.6cm×ヘッド幅約2.8cm
・HS9(9号イカスカート)
全長約29.5センチ ヘッド長約3.7cm×ヘッド高約1.6cm×ヘッド幅約2.8cm
■Rapala X-rap Magnum ラパラ エックスラップ マグナム
サイズ30 全長約16センチ
サイズ20 全長約14センチ
サイズ15 全長約12センチ
■Rapala CD Magnum ラパラ カウントダウン マグナム
サイズ18 全長約18センチ
サイズ14 全長約14センチ
サイズ11 全長約11センチ
サイズ9 全長約9センチ
サイズ13 全長約13センチ
サイズ11 全長約11センチ
サイズ9 全長約9センチ
4. 冬のトンボマグロ
【ルアー選びのポイント】
捕食の下手なトンボマグロはバレットと呼ばれる砲弾型のルアーを使います。
前後に動くルアーはいいのですが、上下左右に動くルアーは喰いが落ちるようです。
プレジャー艇ではペンロング、漁師さんにはペンバレットが人気です。
■PEN ペンルアー
・ペンロング(スカート付)
HP(ホログラムパール)、3PA(パウアシェル三面貼)、3MX(メキシコシェル三面貼)
全長約14cm~18cm ヘッド長約6.4cm×ヘッド径約1.0cm
・ペンバレット(ウエイト調整済リグ付)
HP(ホログラムパール)、YL(夜光ルモ)、3MX(メキシコシェル三面貼)
全長約13cm~15cm ヘッド長約3.7cm×ヘッド径約1.2cm
・スピンバレットルアー(スカート付) 全長約24センチ
5. 沿岸のハマチ・サバ・ソーダカツオ
【ルアー選びのポイント】
穏やかな湾内や沿岸の潮の差すところでは、30cmから50cmくらいのブリの仔のハマチやサバがライトトローリングで釣れます。ライトトローリングの入門に楽しい釣りができます。沖に出ないので女性や子供さん連れでも家族での釣行でも楽しい釣りです。ライトトローリング曳縄セットがあればOKです。
6. ワラサ・ブリ・ヒラマサ・カンパチ・サワラなどの大型青物
【ルアー選びのポイント】
沿岸のトローリングを代表する大型青物のワラサやヒラマサ、サワラなどは、秋になると脂ものって大変美味しい魚です。
早朝空が明けてくる時合がベストで、その時間帯にはイワシなどを追いかけて表層に浮いてきて、ナブラになると、表層のルアーでも簡単に喰ってきますが、日中は青物は沈んでいることが多いのでルアーを沈めて曳くのが一般的です。青物はリーダーは細めで、長めがいいです。
【表層曳き】
これらの青物はボートを怖がるのでロング40m~60mに流し、リーダーも長めで細めのものを使います。
カツオと同様にティーザーをつけて曳きますがハミングバードやラビットの11cmなど小型のものがおすすめです。
表層曳きのルアーは、ペンショート3号スカートの赤系ピンク系がおすすめです。
■PEN ペンルアー
・ペンショート(スカート付)
HP(ホログラムパール)、3R(赤三面貼)、RBP(赤/青/パール)、3MX(メキシコシェル三面貼)
全長約10cm~11.5cm ヘッド長約2.2cm×ヘッド径約0.9cm
【中層曳き】
日中は青物が沈んでいることが多いので、沈むルアーやツバメ板や潜行ビシなどでルアーを沈めて曳きます。
早朝でもショートは沈めて曳いたほうが広く探れて有利です。
たとえば水深50mの場所で青物が底から20mに回遊していればルアーを20m以上沈めなければいけません。
そういうときに漁師さんはビシと呼ばれる錘のついたラインで30mも50mも沈めて曳きますが、プレジャーボートではなかなか扱いきれません。様々な沈めるタックルを兼用しても10mを超えるくらいまで沈めるのが精一杯です。ですから水深30mくらいのポイントで曳くのが有利です。
漁師さんの曳いている場所より浅い側で魚の回遊を探して、青物の回遊しているタナ(深さ)より数メートル上を曳いてください。魚より下を曳いてしまうと喰ってきません。
沈めるときはナイロンラインよりPEライン、太いラインより細いラインが有利です。
ゆっくり曳けばより沈みますし、早く曳けば沈みにくくなります。
■Rapala X-rap Magnum ラパラ エックスラップ マグナム
サイズ30 全長約16センチ
サイズ20 全長約14センチ
サイズ15 全長約12センチ
■Rapala CD Magnum ラパラ カウントダウン マグナム
サイズ18 全長約18センチ
サイズ14 全長約14センチ
サイズ11 全長約11センチ
サイズ9 全長約9センチ
サイズ13 全長約13センチ
サイズ11 全長約11センチ
サイズ9 全長約9センチ
■潜行ビシ
7. ヒラメ・コチなどの沿岸の底物
【ルアー選びのポイント】
ヒラメやコチは沿岸の海底に張り付いて、上を通るイワシなどを狙っています。ですから海底から2mくらいまでルアーを沈めないとなかなか食ってきません。泳ぐのが得意な魚ではないので曳くスピードもかなりゆっくり曳きます。
1ノット、1.5ノットくらいです。
大概のボートのデッドスローでは早すぎるので、風や潮があれば、ニュートラルにして風や潮に乗せて流してもいいくらいです。ツバメ板で沈めて、ジョイントラパラや弓角の小さめの物を曳きます。
水深10m以内の場所で、いったんツバメ板が底につくのを確認してから、2m~3m巻きあげてゆっくり曳きます。岩場では根掛りしないように気をつけてください。
サイズ9 全長約9センチ
8. シイラ・オキサワラ
【ルアー選びのポイント】
キャスティングで人気のシイラもトローリングでよく釣れる回遊魚です。トローリングで釣れるシイラは、10kgを超える大型が釣れます。万力というあだ名がつくほど力が強く、カジキ用のタックルでもなかなか揚がってきません。ですからライトトローリングタックルでもあまり弱いタックルはお勧めできません。
オキサワラは夏のお盆を過ぎるころから沿岸に回遊してきます。大きなものでは15kg~20kg、2mにもなる歯のするどい魚です。
シイラやオキサワラを狙っているとほぼ同じような潮を回遊するカジキがルアーに喰ってくることもあるので、ドキドキです。大型シイラやオキサワラはよく動くルアーが大好きで、大型シイラやオキサワラが釣れる良い泳ぎのルアーには、カジキも食ってきます。
夏のお盆を過ぎるころから沿岸に入ってくるオキサワラは歯がするどく、よくルアーを喰いちぎっていきますので、高級なルアーはしまっておきましょう。
・スピンカットルアー(スカート付) 全長約21~26センチ
(各ルアーごとスカートの長さによりルアー全長サイズが異なります。)
究極のライトタックルビッグゲーム
9. セイルフィッシュ・マカジキ
【ルアー選びのポイント】
「夏~秋のセイルフィッシュ」
「セイルフィッシュ」は和名「バショウカジキ」と呼ばれる背びれの大きな美しいカジキです。最大80kg近くなりますが日本で釣れるのは20kg~30kgの小型のものが多いです。
夏から秋にかけて九州の甑島や対馬に現れて、多くは日本海沿岸を回遊して、秋には富山の定置網によく入ります。
太平洋沿岸でも釣れますが、狙って釣れるほど多くないようです。
沖に出るより駿河湾や相模湾の外洋からの潮の差すところがポイントです。
小さめのよく動くルアーがいいようです。
・スピンカットルアー(スカート付) 全長約21~26センチ
(各ルアーごとスカートの長さによりルアー全長サイズが異なります。)
・タイタン メキシコシェル(Wスカート付き) サイズ6.5 全長約22cm
・タイタン スモークメキシコシェル(Wスカート付き) サイズ6.5 全長約22cm
■Aloha Lures アロハルアー
・リルディスコ9.5 全長約24センチ ヘッド長約6.7cm×ヘッド高約3.1cm×ヘッド幅約3.1cm
「春のマカジキ」
マカジキは春にカツオとともに回遊してきて、カツオとともに北上していきます。カツオを釣りながらマカジキを狙って釣ります。春のマカジキは20kgから大きくても40kgくらいです。
夏も終わるころにはマカジキは北海道沖から親潮の南下とともに南に下り、秋には金華山沖や北関東沖で40kg~70kgのマカジキが釣れます。サンマを追いかけての移動です。
しかし北の海は荒れることも多く、マカジキも大きくなってきますのでライトトローリングというより本格的なトローリングになりますのでここでは春のマカジキのお勧めルアーの紹介です。春のマカジキはイワシやサンマの20cmが主なベイトですから小さめのルアーがいいです。
■PEN ペンルアー
・ペンロング(スカート付)
HP(ホログラムパール)、3PA(パウアシェル三面貼)、3MX(メキシコシェル三面貼)
全長約14cm~18cm ヘッド長約6.4cm×ヘッド径約1.0cm
・スピンカットルアー(スカート付) 全長約21~26センチ
(各ルアーごとスカートの長さによりルアー全長サイズが異なります。)
・HS8(8号イカスカート)
全長約24.5~25.5センチ ヘッド長約3.7cm×ヘッド高約1.6cm×ヘッド幅約2.8cm
・HS9(9号イカスカート)
全長約29.5センチ ヘッド長約3.7cm×ヘッド高約1.6cm×ヘッド幅約2.8cm
秋のマカジキはビッグゲームタックルで狙います。
10. 南の島のライトトローリング
【ルアー選びのポイント】
南の島には日本沿岸とは少し違う回遊魚がいます。5kgのツムブリや30kg50kgのイソマグロ、歯が犬の犬歯のような20kgのバラクーダなど、キャスティングの移動の途中にも釣りができます。
南の島の釣りはペンカットとラパラの2本を曳いておけば、3kgから50kgまで釣れます。ペンカットのピンクスカートは、50kgのイソマグロからツムブリ、バラクーダまでなんでもお任せの1本です。
ラパラCDマグナム、X-rapどちらでも良いですが、中間サイズを1本沈めて3ノット~6ノットくらいで曳いておきましょう。キハダマグロの10kgサイズが飛びついてきます。
■PEN ペンルアー
・ペンカット(スカート付)
HP(ホログラムパール)、PA(パウアシェル)、MX(メキシコシェル)
全長約12.5cm~14.5cm ヘッド長約2.5cm×ヘッド径約12cm
■Rapala X-rap Magnum ラパラ エックスラップ マグナム
サイズ30 全長約16センチ
サイズ20 全長約14センチ
サイズ15 全長約12センチ
■Rapala CD Magnum ラパラ カウントダウン マグナム
サイズ18 全長約18センチ
サイズ14 全長約14センチ
サイズ11 全長約11センチ
サイズ9 全長約9センチ