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ティーザー カジキを寄せるテクニック > いろいろなティーザーを使いこなす
いずれのティーザーも、カジキを寄せてルアーに喰わせるために曳きます。 たとえば1艇でルアーを20本流すことができれば、 ルアーだけで充分なティーザーとなりえるはずです。
また、ルアーを1本しか流さなくても充分なティーザーを適切に曳けば 5本のルアーを流しているのと同じようにカジキを寄せる魅力を持つはずです。 広い海域に1艇しかいない場合では、 2〜3本のルアーだけでも充分なティーザーとなりえるでしょうし、 同じ海域に20艇も30艇も入っているトーナメントの時のような場合では、 他艇より多くのルアーやティーザーを流すことで、 他艇より優位に立つという相対的なテクニックもあるでしょう。
最近は電子音でカジキを寄せるティーザーも流通しています。 カジキのビルの中には神経が2本通っていて 音や振動を感知していると思われますが、 感覚器官のビルが共振する波長を発生させているのかもしれません。 アナログ的なティーザーと比べての効果のほどはこれから実証されていくでしょう。 ティーザーそれ自身、またティーザーとルアーの関係は微妙な関係にあり、 様々な文献やテクニックを調べてもカジキのことが分からないのと同様に、 これらの関係は分からないことが多いものです。 ただ、ティーザーはルアーと同じように、あるいはそれ以上 カジキを寄せる効果があるように考えて作られています。 バードやティーザーを流すうえで、その役割や特性を知っておくことで、 状況に応じた適正なティーザーを使いこなしてください。