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今回の目的の一つ「クロマグロ」は、この潮を流していると
鳥山とともに現れる「大判カツオ」の群れについているそうだ。
カジキを狙いながら 鳥山を探す。
足の早い鳥の群れを見つけたらカジキルアーを回収してクロマグロルアー1本、
オマケに大判カツオルアーを1本か2本流して全速力30ノットでナブラを追いかける。
ナブラの先頭にでて、ルアーをナブラの先端に送り込む。
すると、200kg300kgのクロマグロが、マグロルアーに
ドッカーン!!
鳥の群れを見つけたら
大興奮 間違いなしの男の釣りです。
バウについている見張り台によじ登ると、
腰がステンのアングルにしっかり固定されて、いったん腰を入れるとタイトに締め付けられます。
足も一緒に締め付けられて足を開いて座ることも出来ないくらいですから
高い見張り台とはいえ、なかなか安心できます。
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しかし、まったりとした海には鳥もナブラもはっきりした潮目もなんにもありません。
時折、トビウオの群れがボートにあおられて10尾20尾と飛翔していきます。
トビウオは大きいのから小さなトンボサイズまで群れで泳いでいるようです。
カツオはこの時期はトビウオの小さなのを追っているそうです。
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カツオのライブベイトもしたいので、
カツオルアーも曳きはじめましたが、カツオも気配を見せません。
それでホテルの南の海域から、カツオが多い海域に向けて移動です。
しばらく走ると鳥が多い海域に入りました。 潮目もあちこちに走っています。
よく見ると所々でカツオが頭をあげているのが見えます。
センターロングにカツオルアーを曳いてカツオのナブラに差し掛かると
すぐにセンターロングのカツオルアーにヒット。
すると立て続けに、リガーロングのタイタン6.5、
続いてリーガーショートのタイタン9.5にもヒットです。
釣り上げてみると、腹に星、「スマカツオ」です。
カジキの好きなカツオですが、「本カツオ」に比べると元気がなく、弱るのが早いのが欠点。
タイタンには9/0のフックですから、
カツオもダメージが大きくて、釣れてもライブベイトには向きません。
慎重にセンターロングの「カツオ」を釣り上げます。
カツオ用のフックは2又針をバーブレスに改良しているので、
ロッドをホルダーに差したまま同じリズムでゆっくりリーリングします。
ポンピングすると、ばらしやすいことと、カツオに余分な負担をかけて元気がなくなるからです。
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その間にキャプテンは、ライブベイトリグの準備。
フックが下あごや横にかかったカツオは使いません。
いいカツオを選んで使えば本カツオなら半日持ちます。
辻キャプテンは手馴れた手つきでカツオに目通しします。
もうふとつは、死んだカツオをスキップベイトで曳きます。
カツオをスキップ(パチャパチャ)させて曳くためにリガーで高い位置から曳きます。
ラインを流しながらゆっくりボートを進めていきます。 |
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