9日は広島のクラブ艇3隻で、5時くらいに土佐清水を出港し、
25度を目指して南下を始めました。
やはり中々いい潮にはあたらないけど、
迫るジアイと焦る気持ちに後押しされ、
水温だけで流し始めました。
案の定、カチンとも言わず、睡魔だけが囁き掛けてきます。
沖に出れば出るだけ水温は下がり、23.4度!
カジキの臭いもしない!
10時半見切りをつけて回収を指示、
みんないやな顔一つせずテキパキと動いてくれる。
全員キャプテンの僕の水色を見る目とカンを信じてくれてる。
絶対にクルーの為にもヒットさせてやる!
そう心に決め北に向かってスロットルを上げる。
11時水温も24.8度 絶対にカジキがいると信じれる潮を見つけ、流し始める。
5分位してアウトリガーロングに当たり、すぐにアウトリガーショートにヒット。
やばい、ダブルヒット!
センターリガーを回収に掛かると4、5回巻いた所でまたヒット!
トリプルヒット。
後ろを見ると3匹がジャンプ!
とにかくパニック! なんでも良いから回収だア、、、、
そんな時もう一本クリック音がしたような?
意味がわからない?
もうこうなれば、とにかく回収だ。
どの竿にどの魚が?
巻きながら右と左の交換、上を回せ、下を回せ!
こっちの竿よりこっちを先に巻け!
ええい、とにかく巻いて近くに寄ってきたカジキからギャフを打て!
一本ラインブレイク!
ええい、気にせず寄ってきたカジキから叩け!
一本、二本と取り込み、残りの一本はばれていました。
パニックの後の静けさと、反省がよみがえり、
何も出来なかった悔しさで身体の痛みを忘れていました。
色んな所を打撲し、タグを打てなかった悔しさ。
28キロと37キロのマカジキ、リリースしてやればよかったと
多分5分くらいの出来事だけど一生思い出すだろうな。
この経験からアドバイスできるとすれば、、、 アワワ、、、 無理!
10日は帰る日なので4時半に出港し、9時まで流す計画。
南下を初め潮を探して6時に25度を見つけ
水色もいいので流し始める。
30分ほど走ると、前方に100キロくらいのカジキ発見!
前に何度もルアーを持ってくも、全然食ってこずに9時回収をし
一路広島に!
3本釣ったよ!
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