カジキのトローリングならハワイ島コナがあまりにも有名ですが、 コナまで行くとなると、ちょっと厄介だよね。 コナで2泊 ワイキキで2泊なんて落ち着かなくってやだよ。 コナだけの滞在じゃ俺はいいけど、みんながねえ・・・ だったらオアフ島ワイキキではカジキ釣れないの? 観光トローリングでシイラ釣らせるだけじゃないでしょ!! ワイキキに遊びに行ったときに、ちょっとカジキ釣りに行ってもいいじゃん!! コナは確かに実績もおおいし、チャーターボートの数も多い。 世界3大トーナメントの一つが開催されるのも、コナ。 それは認めますが、ロッド&リールによって釣り上げられた 世界最大のカジキ1805ポンド(約819kg)は 1971年6月10日、オアフ島ワイアナエ沖で釣り上げられているのです。 2人がかりで釣ったのでIGFA記録としては認定されなかっただけですから。 もっと気軽にワイキキでカジキを釣ってみよう・・・ ということで、あえてワイキキ、アラモアナショッピングセンターのすぐ近く、 ワイキキの中心から車で約十分のハーバー、 キワロベイスンのボートでカジキに挑戦してみまーす。
ボートは南に向かってすすむ。 アレ? 南西の島の影にいくんじゃないの? と思っているうちにもボートはどんどん南に。 フ―ン、みんなそれぞれ得意のポイントがあるのか、 シーズンによってポイントが違うのか、 ・・なにせ、日本みたいに瀬があったり、潮のさすルートがあったり、本流や反転流があるわけじゃないだろうから、 ポイント絞る感覚もちがうだろうね。 おまかせしよう。 リックが僕を呼んだ。 流すルアーを一緒にきめる、という。 左舷のコーナーとリガーの2本に日本から持ってきたルアーを流したい旨を伝えて、 輝迫マグナムと、輝迫の樹脂プロトタイプを選んだ。 リックは樹脂プロトより貝貼りの輝迫マグナムにすごく興味を持っているようだ。 デッキハンドのイケメン君(名前を3回くらい聞いたのだが忘れたのでイケメン君と呼ぶことにする)にルアーをセットさせて、リックはFBからルアーの動きを追っている。 「よく動くルアーだ、おもしろい動きだ。 よく動くルアーをカジキが追わないことがあるが、私はこのルアーが好きだ。 I like it.」