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2006年のボートショーは例年に増して盛況でした。
今年の目玉はなんと言ってもポーナム45ですが、私はオープンデッキボートにばかり、目が行ってしまいました。 |
■トロフィー2502
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すごくきれいなキャロライナフレアーのこのボート、トロフィー2502です。船幅も充分あってお手頃な大きさ、1000万円を切る価格設定は魅力です。バウデッキもキャビン天井の高さを確保するため浅いですが、ウオークアラウンダーになっていて、非常に使い勝手の良さそうなボートでした。キャビンも25フィートクラスのボートとしてはなかなかの広さがあり、充分な居住性も確保されています。これが25フィートかと思わせるデッキ、キャビンの広さでした。 |
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■ウオークアラウンダーの25フィート
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さて、もう一台
ちょっとノスタルジックな印象も受けるこのグッドゴーのウオークアラウンダーの25フィート。北大西洋の荒海で300kgのクロマグロを追いかけるスピードと耐波性と安全性と使い勝手に特化したフロントコンソールフィッシャーです。荒海の中、40ノットを超えるスピードで足の早いマグロを追うことと、浮沈構造という安全性を兼ね備えた骨太フィッシャーでした。 |
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浮沈構造といえばこのボストンホエラー、各所の構造の剛健さと仕上がりの良さには納得の1台です。細部まで細やかな配慮がされている完成度の高いオープンデッキです。 |
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ボートショーの翌日フィッシングショーに行く前に、気になっていた中古艇があったので大黒ボートヤードに行ってきました。こちらでもオープンデッキのボートばかり拝見しました。 |
■バハ271ウォークアラウンド スターボード
スターボードさんの扱いのバハ271ウオークアラウンド。97年モデルの展示艇で未登録のボートです。ボルボの200馬力がついて633万円はじつにお値打ちです。 |
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アフトデッキやドライバーデッキも、燦々と輝く太陽と風を目いっぱい浴びて海を満喫できる開放感いっぱいのデッキです。随所に配置された収納ポケットやライブベイトウエルなど、デッキの整理には困らないほどの収納スペースがあります。これは釣行の際には大変便利です。デッキがきれいに片付きます。開放感と整理整頓、気持ち良さが満喫できるボートです。
詳細はスターボード http://www.starboard.co.jp/ |
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■トロフィー2352 スターボード
さてもう1艇 同じくスターボードさん扱いのトロフィー2352。335万円。97年登録の中古艇です。
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エンジンはガソリンMCM260馬力ですからパワーは十分すぎるほど。97年とは思えないほどきれいなボートでした。デッキ、キャビンともに広さは十分にあり、ロッドホルダーも各所に配置され、シングルあるいは彼女と二人でカジキを狙うことも充分に可能なスモールハンターです。国産23フィッシャーの50%増量のスペースと安心感があります。
詳細はスターボード http://www.starboard.co.jp/ |
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■カボ31EX キーサイド
威風堂々というのはこんな感じでしょうか。下からハルを見上げるととても31とは思えない大きさがあり、ハルのフレアーで空が見えなくなってしまいます。キーサイドさんのカボ31、名艇です。 |
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平成10年とは思えない新艇の香りが残っているようなボートです。375馬力2機、780時間。 |
全体の雰囲気を見ていただきたくて、2枚の写真をはりあわせています。 |
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キャビンは広く十二分な居住スペースがあります。このクラスになると、フィッシャーとはいえキャビンも豪華ですね。ため息がでます。油圧ポンプでドライバーズデッキ全体が持ち上がりエンジンルームが現れます。ちょっと感動的ですね。2180万円ですが、応相談ということです。
詳細はキーサイド
http://www.quayside.co.jp/index.html |
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最近はシングルハンドやカップルハンドのカジキハンターが急増しています。クルーを何名も集めて気を使うより、シングルや夫婦など気の会った2人で出掛けるといった、オーナーにはこの大きさのオープンデッキが人気です。アルベマーレ、デービスといった超名艇からキャロライナクラシック、ティアラ、グラディーホワイトなどいいボートがいっぱいあるのですが、輸入艇ばかりでちょっと高いですがやはりいいボートです。
見れば見るほどボクも欲しくなりました。買い換えようかな・・・!
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